第3回

これからがひふみ投信の伝説のはじまり(つづき)

日本の若者たちに起こりはじめた“変化”

仲木:

なるほど。確かにその通りですね…でも今は「2040年は劇的に変わる」と考えられているんですよね?何かきっかけがあったんですか?

藤野さん:

そう!日本も最近変わってきた。日本で最優秀の子が大企業に行かなくなったんですよ、去年ぐらいから。
その子たちが起業したり、ベンチャーや中堅企業に行きだしたというところを目の当たりにしはじめたんです。

仲木:

藤野さんと知り合いの子たちが実際にそういう行動をとっているということですか?

藤野さん:

なんでわかるかというと、僕に「会いたい」ってメールがたくさんくるからなんですね。実際にたくさん会いましたよ。

仲木:

ほんまにたくさんの人とお会いしてますよね。私も何人もこちらに連れてきていますが(笑)

藤野さん:

実際に会っている若い世代の人ってどんな感じの人かをわかりやすく例えると、スケートの羽生結弦さんとか、野球の大谷翔平さん、他には将棋の藤井聡太さんとかをイメージしてもらいたいですね、あの人たちって佇まいや雰囲気から違うじゃないですか。

仲木:

あーわかります。確かに全然違いますよね。達観しているっていうか大人っぽいていうか…

藤野さん:

そうでしょう。すごい人格ができていて、雰囲気があるじゃないですか。なんかね、あんな感じなんですよ。そこら辺のおじさんの方がよっぽど子どもっぽいですよ(笑)

仲木:

そうそう子どもっぽい(笑)わかりやすいですね。

藤野さん:

大谷さんとかって、グラウンドにゴミとか落ちてたら拾ってポッケに入れるんですよ。

仲木:

あー知ってます!さり気なくやるから素敵なんやろなあ

藤野さん:

素敵だよね。しかも無理してるとかアピールのためとかじゃなくて、それが普通で当たり前の感覚としてやっているんだよね。そういう感覚をもつ若い世代の人達から経営者になる人が出てきた。
僕の世代から10歳前後ぐらいの年代の経営者をイメージすると、根本的にいい意味でやんちゃです。やっぱり「お金が欲しい」とか、「もっとモテたい」とか、「いい酒飲みたい」とか、「高級車に乗りたい」、それから「高級マンション買うんだ!」みたいなね。

そういう俗っぽい欲求をエネルギーにしている人達が多いし、あんまり社会貢献をするような感じでもないし、ちょっと教養も低いよね(笑)みたいなタイプが多かった。だからなんか「え…ベンチャーって…」みたいに、眉をひそめられることも正直ありました。

仲木:

そうですね…確かに。その年代のベンチャーってそんなイメージあるなぁ(笑)

藤野さん:

一方で最近の若い世代の経営者は才能豊かで、教養もあるし、人格もしっかりしているし、だいぶ違うわけですよ。それで、その世代の違う起業家たちを会わせると、古いタイプは「お前ら、モテたくないのか?」「スーパーカー欲しくないのか?」みたいに聞くんですよね。新しいタイプは「いや、要りません」って言う。

対談
藤野さん:

そうすると古いタイプは「お前ら草食だな。気合が入ってないと駄目だぞ!」みたいな感じのやり取りになるんだよね。終わってから古いタイプの彼らが、「いやあ、今の若い子は草食過ぎて駄目だ。気合を入れ直さなきゃいけない」みたいなことを言うわけです。
その後、新しいタイプの彼らのところに行くと、「あの人達、大丈夫ですか?」って。「ああいう人達が、起業して成功したんですね」「大体なんかスーパーカーとかCO2撒き散らすし、なにがいいんですか?テスラ乗るんだったらまだわかるんですけど…」みたいな感じになってるんですよね。話が噛み合わない(笑)

仲木:

もう、面白すぎます。仕事観とか人生観も全然ちゃうと思う(笑)

藤野さん:

どっちのタイプが良い、悪いということを言いたいのではなくって。
「起業」することが豊かになるための手段だった古いタイプの人たちと。「起業」することでなにかしら世の中の課題の解決をすることが目的の新しいタイプの人たちと。その違いなんですよ。

仲木:

なるほど。そこに違いがあると。

藤野さん:

若い世代の人は起業して社会の課題解決することが目的の人が多い。感覚的には「仕事そのものが目的」って感じだから、仕事が楽しくてしょうがないって思っている。それって割とアメリカの経営者の感覚に近づいてきてると思うんです。こういう子たちが出てきて新しい産業や企業を起こしはじめているから、2040年ぐらいの社会では、日本の時価総額の高い会社もそういう新しい会社に変わっていくと思うんですね。

仲木:

そういうことか!そう思うと将来が楽しみ!ワクワクしてきました〜

藤野さん:

そうだよね!僕が未来に対して明るい展望を持っているのはそういう理由なんです。20年って遠いように見えるけど、そうじゃなくて、変化は、5年、10年と段階的に起きてくるから。ガンホーみたいに伸びてくる会社は、10年前にはもうだいぶ見えてきてたわけですからね。多分、これから10年ぐらいでそういう会社がグワーッと出てきて、その次の10年で確定する。

僕らの立場からすると、彼らはまだ未上場の世界にいるのだけど、これが3年から5年ぐらいで、上場してマーケットに出てくるから、それを確実に捉えた人達が勝つと思っているんです。そこに就職した人とか、投資した人がうまくいきますよね。その会社と関わった金融機関とか、仕入れ先にした会社、その会社をお客さまにしたところが伸びる。アメリカと同じことが起きるので、すごい大きな変化がこれから起きそうだと思っているんですね。

ひふみ投信の未来 〜これから伝説がはじまる〜

仲木:

まさに希望という思いがこもったお金の連鎖。では、その未来が来たときのひふみ投信のイメージを教えていただけますか。

藤野さん:

そういう輝く若い人たちを、ちゃんと早いときから見つけて、それをサポートしていくところに、もっともっと力を入れていきたいなと思っています。

今までひふみ投信は、中堅中小企業への投資が多かったんですが、それはひふみ投信を「中型株ファンドにしたいと思っていた」からじゃない。「成長している会社を入れているだけ」なんです。結果的にたまたま大企業が少ないだけという話。僕らは別に、大型株に投資したくないわけじゃなくて、大型株でも成長しているGAFAみたいな会社だったら、めちゃくちゃ入れたいんですよ(笑)

今後日本にもそういう会社が出てきて、いずれGAFAみたいになるだろうと思っている。だからここ10年から20年、ひふみ投信はそういう未来のGAFAになり得る会社を一番入れるファンドになるだろうと思ってます。ここからが新しいスタートですよ。

仲木:

ここからが面白いと。

藤野さん:

そう、ひふみ投信のこれまでは準備。まだ大きなストーリーのほんの序盤で、ここから伝説がはじまると思っています。

仲木:

いやぁ、もっと多くの方々にレオスを、ひふみ投信を知ってもらいたい。私たち終始ニコニコわくわくしてますね。

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