第1回
「個人の資産形成を日本に根付かせたい」想いの“共有地”コモンズ投信(つづき)
会長の渋澤さんと出会った意外な場所とは?
仲木: |
それはあかんですね。その後、コモンズ投信をはじめることになったんですよね。渋澤さん(コモンズ投信会長)とはどこで出会われたのですか? |
伊井さん: |
メリルに在籍していたころに、社外の人たちと交流するようになったんです。ちょうどインターネットが出てきて、金融情報がインターネット上にも広まっていった時期で、みんながブログとかを書きはじめていた。 |
仲木: |
ネットでの出会いがはじまりとは先進的!…というか政策提言もしてたんですか? |
伊井さん: |
「金融業界を変えたい」という想いが強かったんです。 |
「投資信託なんて大嫌いだった」
…でも目指す目的地は一緒。
伊井さん: |
そこに危機感があって、もう自分で起業して証券会社をやろうかなと考えていました。メリルみたいに“個人のお客さまのための資産づくり”ができる証券会社をやりたいと。 |
仲木: |
業界を良くしていきたいという有志メンバーの想いが詰まっていますね。渋澤さんから電話かかってきたのはいつですか? |
伊井さん: |
2005、6年くらいですかね。 |
仲木: |
僕も銀行員1年目は投資信託が嫌いでした。 |
伊井さん: |
証券会社にいたら投資信託に頼るまでもなく自分で株も債券も選んでお客さまに提案できるし、そもそも投資信託自体が昔は本当に酷い商品だらけでしたよね。言い方悪いですけど、“ゴミ箱”みたいな商品ばかりの時代もあったので大嫌いでした。 |
仲木: |
そうでしたね(笑)「いつになったらやるんや」と。 |
伊井さん: |
そうそう。「これから他もやるぞ。中野(セゾン投信社長)もやるぞ。」って言われていました。 |
仲木: |
同じ“想い”のもとに仲間が集っていく。「共有地(コモン・グランド)」を名前の由来にしているコモンズ投信らしい創業ですね。 |
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