わたしとつみたて

つみたてで資産づくりをしている方に、tsumikiのスタッフがお話を伺います。

お金の使い方を自分で選択する。

第6回

お金の使い方を自分で選択する。

貯める、使う、投資する…“自分のしあわせが何か”を知れば、
納得できるしたのしめると思います。

ご主人とお子さまと3人暮らしの塙さん。
金融教育に問題意識を持ち、自ら教育の現場に立つことを決意。
教師としての想い、また、ご自身の資産形成について語っていただきました。

tsumiki証券前CEO 寒竹明日美

インタビュアー:tsumiki証券前CEO 寒竹明日美

今、安泰と思っている状況がずっと続くわけじゃない…。

寒竹:

今日は授業を見学させていただきありがとうございました!たのしくてあっという間でした。わたしも学生の頃こんな授業受けたかったです(笑)。
塙さんは会社勤めされた後に高校の先生になられたそうですが、それはなぜだったんでしょう?

塙さん:

リーマンショックがきっかけですね。もともと教員になりたい想いはありつつも、会社員人生を楽しんでいたんですが、その時に「今、安泰と思っている状況がずっと続くわけじゃないんだ…」と感じて。さまざまな変化に対応できる人材を育てる教育の現場に、自ら携わりたいと思い転職を決意しました。

寒竹:

そうだったんですね。そこで社会の先生になられたと。

塙さん:

もともと法学部の出身なので、社会科の免許状を取得していましたし、自分の一番興味のある経済とか社会の分野であれば、社会人経験を生かして教えられるのではと思っていました。

対談

お金の話をタブーにしない

寒竹:

“金融“の分野に、もともと問題意識をお持ちだったんですか?

塙さん:

そうですね。
なので、採用試験の時の単元指導案にも株式学習ゲーム※を持っていきました。
日本人はお金に対する知識・理解が乏しいという危機感もあり、お金の話がタブーという雰囲気も感じていました。学校教育でもっとお金の話をして、お金の流れが分かる子が増えたらいいなと思っていました。

寒竹:

「はたらくことにいいイメージがないからお金にもいいイメージがない」って言っている方もいらっしゃいますよね。

塙さん:

そうですね。日本人の子どもは、“お金儲けをすること”に対しては、低学年だと、悪いイメージはないけど、高学年になるにつれて悪いイメージを持ちがちであるというデータもあります。「お金持ちのイメージってなに?」って聞くといじわるなキャラクターを連想してしまうみたいです。

※株式学習ゲーム……株式の模擬売買を通じて、経済の動きや社会の仕組みを学ぶことを目的としたプログラム。

お金を通じて、自分も社会とつながっていることに気付いてほしい。

寒竹:

株式学習ゲームをやったりすることで、具体的にどんなことに気付いてほしいですか?

塙さん:

ゲームを通して、世の中の動向や社会の流れをわかってほしいです。あとは、今現実で起きていることを自分のこととしてとらえてほしいと思っています。

株式学習ゲームは実際の株価と連動しているので、自分の元手資金で応援したい会社に投資して運用していくというやり方なんです。

遠いと思っていた会社が、意外と身近に感じられたり、企業の先にある社会、また、企業が生産してモノを生み出すことによってうるおっているということなど、すべての“つながり”を感じてもらうことで“金融”のことが分かっていくんだと思います。

“金融“って言葉だけを聞くと遠いように感じるけど、実はお金を通じて自分も社会とつながっているんだということを、理解してほしいなって思います。

寒竹:

するとお金はどこからくるのかとか、社会全体のことがわかるってことですね。

塙さん:

そうそう、そのことは頭ではわかっていても、体感はしていないことが多くて、乖離があるんですね。その隙間を埋めることも授業では意識しています。

ポイントでもカードでも
気軽にはじめられます。

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