わたしとつみたて

つみたてで資産づくりをしている方に、tsumikiのスタッフがお話を伺います。

だれかを応援することは新しい未来をつくるエネルギーになる

第19回

だれかを応援することは新しい未来をつくるエネルギーになる

日本にやって来た難民と“誰もが活躍できる未来”をつくるNPO法人「 WELgee(ウェルジー)」代表の渡部 カンコロンゴ 清花さんと
PR部統括の林 将平さんに、「誰かを想うお金の使い方」「一人ひとりが可能性を発揮できる未来」についてインタビューしました。
難しい問題に対してポジティブに挑戦していくお二人の元気の源とは?興味深いお話を聞くことができました。

tsumiki証券スタッフ   町田友香

インタビュアー:tsumiki証券スタッフ 町田友香

※このインタビューは2021年1月に実施したものです。

難民として日本に逃れてきた人が
自らの未来をデザインできる社会をめざして

町田:

本日はお時間をいただき、ありがとうございます。早速ですが、WELgeeさんの活動内容を教えてください。

渡部さん:

任意団体の設立から5年目を迎える団体で、おもに日本にやってくる難民の若者たちを日本社会や企業とつなげる活動をしています。
難民として逃れてきた人たちにとって、日本社会で自分を輝かせるにはさまざまな困難があります。言語や文化の隔たりもあれば、日本で安定して暮らしはたらく法的なステータスを得るのも難しく、難民認定が下りるのは1%未満というのが実情です。そこで、就職を通じて難民の若者たちが自分の可能性を発揮するという新しい選択肢を彼らと民間セクター(企業や非営利団体など)とともにつくっています。

町田:

渡部さんが活動をはじめられたきっかけは何だったのですか?

渡部さん:

東京に暮らす難民の若者たちとの出会いです。
難民のほとんどが飛行機ではじめて日本にきて、行く当てもなく関東付近にとどまります。頼れる人もいなければ、やることもなくて24時間マクドナルドで過ごしたり、ずっと電車にのってみたりする。「山手線ってすごいんだよ!140円の切符を買えば、一日中乗っていられてどこにもいかない電車なんだよ」と教えてくれる人もいました。

友達になって、朝まで語り合ったり、シェアハウスで一緒に暮らす中で、彼らにも故郷で勉強してきた分野や仕事があって、知識も行動力もある。なのに、日本社会では可能性を発揮できる場所がとことんない状態だと知りました。同時に、私は彼らの可能性を引き出せない日本社会のポテンシャルのなさをもったいなく感じていたので、お互いの視点や想いが重なるところを一緒につくりたいと思ったのが、活動のきっかけになっています。

町田:

私からすると新しい出会いに戸惑ったりせず、すぐに仲良くなれるのがすごいです。どうしてそんなにフラットに接することができるのですか?

渡部さん:

実はWELgeeを立ち上げるまでの2年間は、バングラデシュの先住民族が暮らす地域で、NGOの駐在員をしたり、国連の平和構築プロジェクトに携っていました。紛争が絶えない不安定な地域で、「もうここにはいられない、でも僕には希望がある」と優秀な人や若者たちが村を出て行く。外国から開発機関が支援を持ち込んでも何も変わらないことがもどかしく、日本の大学院で人間の安全保障を学ぶために上京して出会ったのが難民の若者たちだったんです。

町田:

林さんがWELgeeのメンバーになられた経緯もお聞きしたいです。

林さん:

大学時代の海外留学先のスウェーデンで、シリアから逃れてきた難民の人とシェアハウスで暮らしたことがきっかけです。彼は困難な状況を経験してきたにもかかわらず、とても気さくで、親切で、ものすごく人間としての美しさを感じたんです。
難民って、“貧しい”“かわいそう”というイメージを持たれがちですが、構造的に難しい場所にいるだけで、本来発揮できる力がある人なんです。それをもっと活かせるといいなという想いでWELgeeに入りました。

対談

継続性はキーワードの一つ
共感してくれる人とともにクリエイティブに乗り越えていく

町田:

活動されてきた中で、大変だったことはありますか?

渡部さん:

難民の若者たちと信頼関係を築きながら前に進むことの難しさはいつも感じています。私は日本で在留資格に悩むことも、強制送還されるリスクを感じることもないですが、彼らはそういった悩みや恐怖、理不尽さを抱えています。私たちが「ともに」「平等」という言葉を使っても、同じ土台に立っていると勝手に思ってはいけなくて、どういう関係性ならそれを乗り越えて一緒にやっていけるか模索しています。

町田:

お金の面ではどうでしょうか?

渡部さん:

経済的なインパクトと社会的なインパクトの両方を一つの事業で見出すことの難しさは感じますね。例えば、企業とのいいマッチングができると対価がもらえ、次の人の育成をしていくうえで重要な資金になります。でも収益をあげようと効率化させると、ミスマッチングが生まれたり、社会的なインパクトが小さくなったりしてしまう。応援してくれる人に支えていただきながら、この問題をクリエイティブに乗り越えていく方法を考えています。

林さん:

マンスリーサポーターのみなさんからの寄付の力は大きくて、私たち職員ががんばれというよりも、一般の市民として日本に暮らす人からの応援は違う重みがありますね。
サポーターの方々の中には、WELgeeが新しい価値をつくると期待してくれる若い世代の方や、この寄付はこれまで可能性があるのに機会がなかった人たちに対する「投資」だと考えている方もいるんです。

町田:

月1,000円から寄付できるのですよね。実は私もサポーターなのですが、WELgeeのみなさんの想いや難民の方の活躍を知るほど、1,000円がもっとすごいものになるような感覚です。

渡部さん:

そうですね。たとえば、お金を生活必需品に使う時って、「100円で洗剤を買う」みたいに等価交換になってくると思うんです。でも自分が長期的にこんな未来を描きたいと思うところに例えば寄付のような形で参加していくことって、いますぐ結果がでなくても宝くじみたいにわくわくしますよね。当たる確率は分からなくても、「数年後に私も一員になれているかもしれない」「こんな花が咲くかもしれない」って気持ちにさせてくれる。そういうお金の使い方って、お金持ちじゃなくてもできるし、人生をゆたかにする余白をくれると思っています。

町田:

そうですね。WELgeeさんとtsumiki証券、一見接点がないように見えますが、私たちがめざしているのも自分の生活でできる範囲で世の中に良いお金の使い方をして、経済的リターンが返ってくる。そして、視野の広がりや心の余裕が生まれることだったりします。
誰かに想いを馳せて寄付したり、世の中に良いお金の使い方をすることで、めぐりめぐって自分にもいいことが起こるみたいな世界をつくりたいです。

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