レオス・キャピタルワークスの話
レオス・キャピタルワークスの話
社長の藤野さんが語る

第3回

これからがひふみ投信の伝説のはじまり

レオス・キャピタルワークス社長の藤野さん。
今回は藤野さんが考える、レオスや日本の未来についてお話をうかがいました。

tsumiki証券元スタッフ 仲木威雄

インタビュアー:tsumiki証券元スタッフ 仲木威雄

2040年の日本の社会は相当明るいと思っている

仲木:

レオスには「ワクワク」が溢れていると思っています。藤野さんは最近、ワクワクする、これは面白いなって思われた会社や人っていらっしゃいますか?

藤野さん:

そうですね。僕、未来に対する見通しはすごい明るいんですよね。めちゃ明るいんですよ。マーケットの状況がどうとか、そういったこととは関係なくそう感じる。

仲木:

そうなんですね!それはどうしてですか?

藤野さん:

「2040年の日本は劇的に変わる」ということに確信があるんです。2020年や2021年とか、目先のことはどうなるのかわからないけど、2040年は、相当違うぞってわかる。2040年の社会は相当良い社会だと思っているんですよね。

仲木:

2040年っていうと、約20年後ですか。一体なにを見てそう感じられるんですか?

藤野さん:

それはなにかというとですね。さかのぼりまして、2000年。2000年代頃のアメリカを見てみると、スタンフォード大学とか、コロンビア大学とか、ハーバード大学の最優秀の子たちが、Googleを作ったり、Facebookを作ったりしてたわけですよ。今のGAFAと呼ばれている会社っていうのは、2000年から2020年までのこの20年間にグワーッと伸びた。なんでかっていうと、世界中から、特にアメリカの最優秀な子たちがそれらの会社を起業したり、そこに仲間が集ったからですよ。今現在、2020年では時価総額の上位の会社が、2000年頃にできた会社で占められていますよね。
新しい産業がおきてその会社群が成長するから、普通の景気循環ではないプラスαの成長がアメリカで起きている。
アメリカの景気が強い大きな要因は、やっぱり新企業、新産業が出てきたということで、それは新しい人たちの創造によるわけですね。

※GAFA……IT業界の世界的大企業の呼称、Google・Apple・Facebook・Amazonの頭文字

対談

じゃあ当時、日本の会社はどうか、日本の状況はどうだったのか?日本の最優秀の子たちがどこに行ったかというと、大企業や官庁に行ったわけですよ。当時の時価総額上位30社ぐらいの会社に吸い込まれました。20年経った現在はどうなったかというと、まだその会社たちは日本の時価総額上位にいるわけです。
この点がアメリカと違う。アメリカだったら世代交代が起きているような会社群というのが、日本においては今なお上位。新しい会社が成長していなくて、古い会社ばかりなんですよね。実際、2020年になった今、すごいアメリカと日本で差がつきましたね。中国も同じようなことが起きたから、変わりましたよね。こちらも日本を追い抜いてきた。

だから僕はずっと、日本がアメリカみたいになるには、10年、20年くらいでは済まないかなと思って。自分が現役のうちには無理かもしれないと思ってたんです。

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