わたしとつみたて > 第19回

だれかを応援することは新しい未来をつくるエネルギーになる(つづき)

連鎖する可能性から次のステージへ

町田:

ここまでお話を聞いていて、お二人とも笑顔が素敵で、すごくポジティブですよね。元気の源を知りたいです。

渡部さん:

自分のパワーは、人からもらっているものだったりします。難民の人たちの可能性を応援するって長期的にみると、「10年後にシリアのITの仕組みをひっくり返すかも」「20年後にコンゴの大統領になるかも」って、彼らの夢に揺さぶられる部分があるんです。協働も、寄付も、だれかを応援することも、いろんな関わりがうまれ続けて、すごく大きなエネルギーになっています。

林さん:

本当にそうですね。人との出会いの中で様々な影響を与えられるし、刺激しあう関係性の中にいると思います。新しい社会、新しい価値が本当に実現しようとしているし、未来をつくることに自分も参画させてもらっていると感じています。

渡部さん:

難民の人たちってアフリカや中東からやってくるパイオニア的な人たちで、彼らを応援することは、私たちには見えていない100人、1000人以上を間接的に応援するきっかけになるかもしれないことをぜひ多くの方に知ってほしいです。明日シリアの紛争を止めるなんでできないけど、この人たちの可能性に賭けたときにそれが実現するかもしれないという長期的な視野をたくさんの人と共有できると嬉しいですね。

町田:

自分が思っている以上にたくさんの人を応援できているっていいですね。
最後に渡部さんが実現させたい夢や未来についてお聞きしたいです。

渡部さん:

夢は膨らみますね。まずは今つくっている仕組みを、“NPOの人たちがつくっている”プログラムから次のステージに進めることです。


難民の人生にとことん伴走してきましたが、活躍する場を見つけて羽ばたいていく人たちも多く、「こんな未来が起こりうるんだな」って実体験も出てきています。
今後はWELgeeやNPOががんばってつなげていくというステップを経なくても、人と人とが連鎖的につながって、あらゆるところで化学反応が生まれるみたいな風土や社会の装置をつくっていきたいと思っています。難民に限らずに異なる人と出会った時のマジョリティ側の反応が変わっていく、そんな未来を思い描いています。
町田:

誰もが活躍できる社会の実現が楽しみです。本日はありがとうございました。

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