わたしとつみたて > 第15回
投資はこわいものでも博打でもない。“社会全体を豊かにしていること”って知ってほしい。(つづき)
“寄付”と“投資”は、かなり近い。
社会に参加するってこと。
仲木: |
役に立つは前提として、意味を持たすっていうのを上手にされていますよね。そこからファンも生まれますし。寄付に関してはどうですか? |
下山さん: |
コモンズ投信の社会起業家フォーラムの影響は大きいです。そこで知った多くのNPOに寄付しています。投資と寄付は遠いものと思われがちだけど、実はかなり近いんです。リターンがお金なのかそうじゃないかの違い。 だからコモンズさんのやっていらっしゃることは大事ですよね。 |
仲木: |
学校で教えるってことで思いましたが、仕事って楽しいんやでってことも伝えたいです。仕事は与えられるものではなく自らつくるものやから。ジャパンチャレンジャープロジェクトという法人で起業家を育成するプロジェクトに関わってるのでそこを伝えていきたいなあと。 |
下山さん: |
はたらくことってつらいものって思っている人が多いですね。生活のためにお金を稼ぐっていうね。 |
仲木: |
そうなんです。お金のためだけじゃないよと。そこは草の根的に活動して、学校の先生たちができないことを補っていかないとなって思います。 |
下山さん: |
そうですね、民間の力って大きいですよ。 |

投資額は忘れるくらいの金額で。
気合を入れすぎると続かないですから。
仲木: |
ほんまにそうですね。tsumiki証券のお客さまの7割を占める未経験者の方々に向けてのメッセージをください。 |
下山さん: |
投資額はむやみにふやさず、すこしずつ、無理なくがとても大事です。最初は忘れるくらいの金額でいいような気がします。 |
仲木: |
ほんまにそう。がっつりやりすぎると続かないです。 |
下山さん: |
マルイさんって小売りが母体だからなのか、発想がお客さまに近いですよね。立ち上げのときにブログに書いたんですが、生活者の目線で、投資ってなにかということを伝えていってほしい。それが広い意味でのお金の教育だと思います。 |
仲木: |
たしかに、ファンドの品ぞろえは物凄く大事なんです。それだけで世界観が表現できると考えているからです。 |
下山さん: |
「顔がみえる」という部分も大事にしてほしい。 |
仲木: |
はい、大事にし続けます。取扱商品がたとえふえたとしても「なるほどな〜」と納得してもらえるファンドのみ取扱います。 |
下山さん: |
大きな金額でなくても、運用したお金でいいNPOに助成するような、個人基金みたいなものに関心があります。あとは、専門が不動産なので、NPOやソーシャル関係の人が集まるビルをつくる、なんてことも考えたりします。大掛かりでなくても、コンパクトでも。 |
仲木: |
個人基金や居場所のようなビルかあ、いいですね。 |
下山さん: |
そういうことができたらいいなって思います。 |
仲木: |
投資とか寄付とか、お金の流れをきちんと考えて続けたいですね。本日はありがとうございました。 |

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